November 9, 2011

ASa Project 『恋愛0キロメートル』 応援バナー企画

 タイトル
 恋愛0キロメートル
 メーカー
 ASa Project
 発売日  2011年10月28日
 原画  夕凪セシナ/ぱん太/柊暁生  シナリオ  天都/十全/廣瀬一貴
 評価
 79点(100点満点中)

前々作まではメーカーとしての個性はあったものの今ひとつ奮わず、しかし前作「アッチむいて恋」にて
溜めてきたものが爆発したかのように好評を人気を得、中堅クラスブランドレベルまで一気に地盤を獲得した
ASa Project。その人気を不動たるものにするか、はたまた散らしてしまうか、というある意味勝負の
新作は、男だらけ家族と女だらけ家族の間での家族交換を題材としたドタバタラブコメディ。
やはりここのメーカーはギャグにかなり定評があるだけに、まずはなんといってもギャグ。そして次点に
ギャグとのギャップ的に意外と面白いラブコメ要素、ってあたりがこのメーカーに対する期待ポイントかと
思いますし、私もそのあたりに期待してかなり楽しみにしていたタイトルでした。
体験版からも前作同様の面白さはしっかと出ておりましたし、決して悪くない出来にはなるだろう、と
思っておりましたが・・・

確かに確かに、「決して悪くない出来」ではあったと思います。やはりギャグのキレのよさは尋常ではなく
多作品と一線どころか数線を画しており十分に個性的ですし、やはりその対となるラブコメ部分についても
十分面白みの感じられる出来で、メーカーに期待されている要素については殆ど取りこぼすことなく
配合されているのではないかな、と思いました。
しかし、果たしてその「配合比率」はどうか、というとちょーっと気になった、かも。
ギャグについては確かに大笑いできるものの、前作ほどのスピード感とアグレッシブさとボリュームが
あったかといえばちょっと首肯するには難しく。逆に恋愛部分については分量的には増しているものの
増した部分はどちらかというとヒロインや主人公のドロドロや生々しさが気持ち強めに演出されていて
前作ほどのさわやかな青春っぽさがないのが若干胃に重い感じ、かも。
このバランスはこれはこれで美味しい、という面もありますが、全幅で前作からの期待通り、というのとは
またちょっと違ったもの、としてみた方はいいかもしれません。

あと単純に、ゲーム的な部分が殆どの部分で前作からあんま進化しておらず、エロゲーの作り込みとして
正直今の時代の平均からすると甘いところは単純にマイナスではあります。


しかしまぁ、大笑いできて、同時にヒロインとの恋愛もしっかり描いているっていう「ラブ」で「コメ」な
作品としてはこれほど両極共に濃い味の作品もそうそうなくて。
ラブコメ好きには十分オススメしやすい一本だと思いますよ。


以下長文感想。



まずはプレイボリュームから。
総プレイ時間は私で18時間強、ってところで。前作最大の問題点であった、(私で)15時間ほどという
ちょっとフルプライスというにはかなり物足りない感じだったボリュームは若干の改善を見せています・・・
が、しかしまだ長いわけでも決してなく。若干まだ平均よりはやや短いと言わざるを得ないかも。
それでも改善してきたのはいいですね。元々前作どころかその前からここのメーカーは短めなきらいが
あっただけに、若干なりと改善してきたのは進歩があって好印象ではあります。
ルートはまんま見ての通りの長女から五女までの5ヒロイン分で、サブヒロインなどのルートはありません。
灰ちゃんルートが!なんで!ないの!(あったらあったでテーマ的にどうか、って気もしますが)
各ルートごとの相互間ネタバレはありません。ただ、強いて言えばキャラクター的に次女と三女の
双子それぞれの話がこのゲームとしての核になっているので、この二人の攻略をどこに据えるか、ってのは
お好みですが考えた方がいいかもしれません。どちらかというと最後の方にもってくる方が楽しめるかな。
攻略についてはそんなに難しくは無く。元々選択肢自体が判りやすいものが多い上に、根本的にフラグとして
一番重視されているのが最後の選択肢っぽく、それ以前のものは若干の取りこぼし程度なら
そこまで問題にはならない、っぽいです。ただ選択肢の数は少なくはないのでやや手間はかかります。

ゲームの進行関係。時系列は非常に素直な進行です。明確に表現されませんが、11月末~2月頭くらいが
ゲームとしての中核時間になってるのかな。一日一日をしっかり踏みしめるタイプではなく
結構数日分のジャンプはするし、割とそのジャンプについての説明も軽いので、たまに今がどのくらいの
日付なのかが一瞬だけ混乱してしまいそうな部分はあり。まぁ、大した問題ではありませんが。
あと、前作の場合とりたてて変わった演出もなくいきなり過去回想にぶっ飛ぶというやや不親切な部分が
各ルートそれぞれにあったのが若干問題でしたが、今作は過去のお話は「セピアなイベント一枚絵+語り」
というありきたりながら判りやすい演出に固定されているので、この問題については改善されています。

進行関係のシステムについて。
これはちょっと物足りない感じでしょうか。単純にスキップとオートのみ。選択肢の前後ジャンプや、
ログから場面戻りなどの一段上のあれこれは全くありません。
スキップ自体はそれなりに早い上、システム自体も軽いのでそこまで不便ではないものの、前述の通り
やや選択肢は数あるので周回プレイはちょっと面倒気味。
バックログについてもロードからの過去読み込みなどは不可能なただの記録だったりするので、全般的に
これら周りについてのあれこれはどれもこれもひと世代前な出来具合です。
もうちょっとユーザビリティに配慮してほしかったかも。

システム全般について。システムは1ページでまとめられており、今時分のものとしては正直簡素。
設定できる項目についてもそう多くは無く、かなり調整できるものとしては頼りない感じ。
一応最重要レベルのものは一通り揃っているのでそこまで不便はないのですが、やっぱりちょっとね。
唯一大きく進化したのは1280まで一気に大型化した画面解像度くらいですね。それ以外は基本的には
前作と殆ど代わり映えがなく。ちょっとあんまり褒められないところでしょうかね。
システムデザインについてもやっぱりいまいち。単純にデザインとしても非常にのっぺりとしていて大味で
工夫と見れるようなところもあまりなく、出来としてはあまりいいものとは言えないか。
加えて可読性という意味でも、文字の殆どがただの縁取りだけな上色指定も薄味で、さらにトドメに
コンフィグにしろメインウインドウにしろ透過率を最大まで下げても割と透明性が高いため
裏映りが激しく可読性がいまひとつ。読めないわけじゃないんですけど読みやすいとはとても言えないか。

システム的な演出についてもやっぱりこれまた残念風味。ぶっちゃけ言えば完全に立ち絵いじり、のみ。
相変わらずエフェクトじみたものはなく、見た目として特殊なものは基本的に立ち絵の上から更に
絵として乗せたものぐらいで大きな工夫はありません。汎用的な感情エフェクトも存在せず(一応絵的に
最初からキャラによって立ち絵に内包されているものはありますが)立ち絵の動かし方についても配置関係は
単純な前後ズームくらいしか変化がない上、弄りとしても動きのパターンはかなりワンパターンで
限定的で、やはり演出レベルとしても平均よりも下か。

正直、スクリプト的な視点からすると正直いいところと呼べるものはほとんどないですかね。
ここら辺をそろそろ強化してきて欲しいところ。このメーカーは特にここを弄ってのメタ的なギャグも
結構やれそうなだけに相当惜しいポイントです。

続いて音まわりのお話。まずは音楽から。
曲目数は合計で21曲。うち、OP/ED/挿入歌2曲でボーカルが4曲、残りがBGMという内訳になっています。
ボーカル曲が4曲というのは非常に贅沢な反面、BGMが17曲というのは昨今のフルプライスとしては正直
ボリュームとして足りないのはカタログスペック的には否めないです。が、選曲センスもよく、曲の配分
バランスもよく、とどめにアサプロおなじみdoubleelevenが手がける楽曲の完成度の高さと程よい癖というか
個性の聞き味の良さもあり、具体的な曲数の数字を見さえしなければボリュームが足りなかったことを
気づかせないほど殆ど不満に感じません。ほんと数字以外の部分は完璧レベルにいい仕事してます。
余談ですが、個人的にはボーカルで花たんとanporinさん両名が前作に引き続き続投していたのがかなり
嬉しかったです。もっと増えろ、彼女たちの楽曲!

効果音周りはまま普通かやや物足りなめ。環境音に比重高めですが、正直音数もあまり多くはないし
演出として効果的に使えているところもあまり多くないのがやはり残念。
演出にしろこの点にしろ、ほんとうまくやれる人がいればここのゲームは大幅に化ける気がするんだけど・・・。

声優さんについては一切文句無し。全員が全員ビックネームってわけでもないですが、しかし全員が全員
いい縁起とキャラとのベストマッチが感じられました。
ただ強いて言えば、立ち絵無しのモブにはボイスがない、いわゆる似非フルボイス仕様なので
意外とチョイチョイモブキャラがシリアスギャグ問わずセリフがあるだけに、声のないことに違和感を
感じてしまう部分は散見。ここもちょっと惜しかったかな。

そして絵についてのお話。
このメーカーの看板であり出ずっぱりの夕凪セシナ氏に、前作から参加のぱん太氏、それに加えさらに
今作からは柊暁生氏を迎え原画が3人体制に。それぞれがそれぞれ結構絵には個性のある方ですし、
3名ともなると結構違和感のズレが激しくなってくるかな、と思いきや、意外と普通にどのキャラも
溶け込むことができてます。これはかなりビビッドな塗りの強い印象が効いてますね。ただ、違和感についての
緩和にこそ一役買ってるものの、この塗り自体の質、およびカラーチョイスのセンスについては
若干一言申したい感じはありますが・・・(笑)ちょっとマゼンタにしろシアンにしろ強すぎかつ鮮やかすぎて
なんだか合成着色料みたいなカラーリングになってしまってるのが好みが分かれそうです。
絵自体については原画氏それぞれの魅力も出ていますし、絵師数が多いからならではというか、一枚の絵に
複数キャラクターを入れたものや、デフォルメちっくな部分と複合するような絵など、イベントCGと
言うよりは雑誌版権CGのような一枚の絵としてウリのあるものが多いのは贅沢でいいですね。
ただ、原画氏三名とも技術的な部分ではまだ甘いところはあり、加えて今作は昨今の流行りに倣ってかは
わからないものの、妙にキャラが巨乳化&おっぱいアピールを意識したパースの絵などが多いのもあって
人体としての違和感を感じてしまう絵は(特にHシーンで)やや多めに感じました。
ともすれば前作よりそう感じる部分は多いやも。もうちょっと無理のない程度のバランスのがよかったかな。

SD絵についてはいいところもわるいところも前作と完全に同じ。パステルちっくで非常にかわいらしい絵で
一枚の絵として非常に魅力のあるSD絵・・・なんですが、悲しいことにゲームのイメージに合ってないという・・・。
せめて全面表示でなく、カットイン的に使えば違和感も減らせ、かつ効果的なんじゃないかと思うんですが
そのあたりはシステムとしての演出が貧弱な方の問題にも繋がってくるので以下略。
使い切れてない、という感じがしてしまってどうにも勿体無いですね。

イベントCGについては全96枚。うちSDCG12枚で、通常CGが84枚ですから、枚数としてはほぼ平均的な範疇に
収まるでしょうか。差分枚数についてもそんなに不足はないですし、イベントCGが表示される際、それなりに
多くのCGでアップにしても使われたりするのですが、その際の絵のボケなどもないほど画質がいいのも
いい感じです。ちなみにHシーンは一人3回、HCGと非HCGの比率は4:6ほど。こちらもゲームの雰囲気や
方向性とも合っていてちょうどいいバランスではないかと思いますし、イベントCG全般については
ほぼ平均的に無難なボリュームとバランス、という認識でよいのではと。

立ち絵。ポーズパターンはヒロインが2種類、その他サブキャラが1種類。ヒロイン勢の衣装パターンが
制服、上着付き制服、私服、パジャマ、全裸に、その他特殊衣装があったりなかったり、かな?
衣装の方のボリュームがそれなりにあるのは見所なものの、根本的なポーズパターンが乏しいのは
演出の細さと相俟って紙芝居感を助長するいち要因となってしまっているか。表情についても乃来亜の
顔芸で話題になった作品の割にはバリエーションは決して多くは無く、平均的かやや下かも。
サブキャラのほうは衣装バリエも乏しいですし、立ち絵はやや平均よりも弱いか、って評価でしょうかね。
プレイしていてそんなに飢餓感はないのですが、やはり単純に昨今のボリュームゾーンから比べると
どうしても見劣りしてしまうように思います。

さてそしてお話まわり。まずはキャラクターから。
ギャグとしてはどいつもこいつもかなりブッ飛んでます。キャラクターの壊れ方としては実にエロゲーらしさが
全面に溢れてるように思いますね。向こう見ずで勢いのある感じ。だいたいどんなギャグ推し作品でも
作中一人くらいはメインキャラにマトモな人がいるものですが、今作正直おりません。遠慮がない!
そしてかたやその一方で、その激しい部分の裏側に見えるヒロインの女性的な面についても非常にまた
遠慮がなく、強い意思のあり方が演出されています。おかげでストーリーの中核である恋愛的な部分の
説得力には一役買っているものの、なんとうかメンドクサイ女性像というのが結構生々しく出てしまって
いるので、共通でドタバタやってる間はギャグで済んでどのキャラも可愛く見えていたものが、個別に入ると
重くて好みが割れていく、という危うさはあるように感じました。あるいは逆に読み手の好みによっては
好感度が増す場合もあるかもしれませんが、しかし割と構造的には昨今の流行からは逆行かな、と。
個人的にはむしろこういうの好きな部類ですけどね。
サブキャラズについてはギャグ方面についての味付けこそむしろメインヒロイン以上に突飛だったりしますが、
シリアス部分にかけてはヒロインズほどの生々しさは薄め。味があるのは灰と今日子、本田くらいですかね。
一番根の深そうな夕空は逆にエロゲーとしてはストレートなキャラだったり。ちょいと意外でした。

主人公について。正直、かなり普通・・・?ポジション的にツッコミとしてのキャラクターこそ遺憾なく
こなしますが、カタログスペック的な面でも主人効力的な意味でも非常に平均的でとりたてて取り上げる
ポイントのない普通主人公です。立ち位置が嫌でも目立つということもあって決して目立たないとか
空気な主人公っていうわけでもありませんし、率先する力も考えることも出来るキャラですが
いまいちピンとくる動きをするキャラでもなく。また、若干自分の中に抱え込んでしまうきらいが強いです。
なんか数年前の恋愛ゲームの主人公のテンプレってのがこんな感じだった気がします。
一応基本的には普通程度に動くのでそこまでストレスになりませんが、抱え込みが始まると若干鬱陶しいかも。
作風的にももう少しアグレッシブな方がよかったかもしれないですね。

テキスト。シナリオライターはいつもの天都氏に加え、十全氏、廣瀬一貴氏の三名。
まずこのゲーム最大の売りといってしまっても過言ではないギャグについては前作に引き続き磐石。
畳み掛け最大戦速で轢き殺すかのような勢いのあるギャグは相変わらず・・・と言いたいところですが、今作は
前作と比べると勢いよりも一発のインパクトに重きを置いてるようにも。テキストテンポは確実に
平均よりも早いものの、最高回転速度、というほどではないように思いました。で、一発のセリフや芸で
確実に大きな笑いを取っていくイメージです。まぁとはいえ、味わいこそ変わりましたがキレや面白さは
健在、と言ってしまって構わない満足の行くものではあると思います。
他、前作で気になった部分でルートによっての筆致の格差がありましたが、今作はその点については
結構抑えられていたように感じました。特にキャラクターの把握がライターそれぞれでしっかりできたのか
それほどブレを感じることがなかったのが大きいですかね。ただ、ギャグはやはり天都氏固有のものなので
個別に入ってからも同じペースで爆走すると格差が増すであろうことを懸念したのか、全ルート横並びで
個別ではギャグが気持ち抑え気味となっているきらいはあり。ここら辺はボーダーで抑えるよりは
むしろもうちょっと個性を出して欲しかったかな、とは思ったりも。

そしてシナリオ。序盤はこの話の大軸である一見無茶苦茶な「家族交換」と、それに至る経緯、および
至ってからのドタバタをコミカルに。そして後半は、姉妹や家族の絆を感じつつも、家族交換を経て
交流し親密さを増したヒロインとの惚れた腫れたの恋愛劇、となってます。
地盤の設定こそ違えていますが、基本的な構造としてはまんま前作と同じと言ってしまってもいいのかも
しれません。序盤はギャグの勢いで道理を引っ込ませつつもヒロインとの共同生活で今まで見えてなかった
ヒロインの女性的な側面を見せ、後半のシリアスではギャグとの落差のギャップの力を借りながら
序盤で知り得たヒロインの性格や設定を絡ませた意外としっとりした恋愛ストーリー、という感じ。
ただし違うのは序文でも言ったとおり、この流れにおける要素の配分。キャラクターの項でも触れましたが
ヒロインの生々しさや、主人公が「考える主人公」なのもあって恋愛劇に「重み」があり、ストーリーとして
読み応えはある反面、前作にあった爽快感のようなものを損ねている、という印象でしょうか。
なので後半の流れはかなり少女マンガちっく。個人的には好みなのですが、果たして客層全体から見たとき
これが諸手を挙げて全員に受け入れられるだろうか、というとちょっとだけハードルの高さが
前作よりも上がってしまっているかな、とは思わざるを得ないでしょうかね。
あと、やはり単純に、一番アサプロの作風を理解している天都氏と比べると、残り二方が担当したと思われる
ルートに関しては一歩満足度として物足りないやも。かなり巧いこと近づけているな、とは思うのですが
このあたりはやはり経験としての理解度の差でしょう。仕方ないところですかね。


以上。
基本的には面白かったと思います。ギャグにしろ恋愛要素にしろ、少なくとも期待していたものについて
内容に「在った」のは間違いありませんし、味わいこそ変わったものの美味しさとしては単純比較で甲乙を
つけるようなものではない、このメーカーとしてまた一つのいいメニューになったのではないかと思います。

しかしそろそろ問題となってくるのは全般的な作り込みの部分。前作の発売された昨年中ごろであれば
確かにこのくらいでもまだ許されましたが、このHDエロゲーの全盛平均と比べ、ジャンプがない、演出がない、
曲が少ない、立ち絵が少ない・・・と、あちらこちらで「乏しい」という評価を下さねばならない部分があるのは
正直苦しいところです。必要最低限を抑えてはいるし、テキストや音楽など、「質」の部分に
いくらかのイニシアチブを持っているメーカーなのでなんとか持っていますが、そろそろ流石に
取り残され感、というものの影がちらほら見えてしまっているような気がします。
何度も言っての通り逆にそういった要素の作り込みが進めばそれらに笑いやストーリーの暗喩を仕込める
才能あるメーカーだとは思えるだけにこのあたりに注力できればより化ける可能性はかなり高く。
次回作にはこのあたりを期待したいところです。


というわけで最後にいつものオススメユーザーさん。
基本的には殆どの「ラブコメ好き」さんにオススメしていいとは思いますが、それに加えて
「ラブ」にしろ「コメ」にしろ、濃い目で多少パンチのあるものをお求めの方、で、かな。
作品の魅力と問題点、双方あわせて鑑みると、この作品はなんというか
「おいしいジャンクフードのようなエロゲー」と評するのがしっくりくるような気がしましたよ。
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