May 1, 2011

『穢翼のユースティア』は2011年4月28日発売予定です。

 タイトル
 穢翼のユースティア
 メーカー
 AUGUST
 発売日  2011年4月28日
 原画  べっかんこう  シナリオ  榊原拓 ほか
 評価
 87点(100点満点中)

数多あるエロゲーメーカーの中でも恐らく現在の五本の指を挙げるとすれば入るであろう、ご存知
トップクラスメーカーAUGUSTの久しぶりの完全新作は、今までの(少なくとも初見は)ライトな萌えゲー
な雰囲気から真逆に一転、ダークファンタジー色の濃いあからさまなストーリーゲーに。
元々AUGUSTの作品自体、殆どのタイトルにおいて後半はシリアスな展開、ないし超展開とすら呼ばれる
シリアス変化を起こすものが多いですし、個人的にもどちらかというとそれら重い展開に入ってからの方が
このメーカーの作品は面白いと思っていただけに、この方向性は期待できるだろうと思っておりましたが
しかしやはり一方でこのメーカーがトップ足りえる一翼を担うのはその明るさ、萌え、キャラクター性からくる
ライト層の取り込みがあっただけに、今までのファンがどう思うだろうか、どう評価するだろうかというところが
このメーカーの地力の見せ所であり、この作品の評価の大きなウェイトともなるだろうと思っておりました。

で、その結果はと言えば、少なくとも出来という意味ではかなり上々でしょう。システム、音楽、演出、絵、
そしてシナリオと、完成度の高さは確実に今までの作品を全てにおいて上回っており、やはりこのメーカーは
業界を牽引できるだけのトップブランドであるという強さを改めて体感できるものでした。
そして作風としても十分に当たり。今までの作品のシリアスパートをより煮詰めたような作りで、世界観設定や
雰囲気作りも圧倒的なほど巧く、話の構成による吸引力も抜群で、今までの作品が「萌えゲーの
デファクトスタンダート的作品」だったとするなら、本作は「ダークファンタジのデファクトスタンダート」
と言えるだけの面白さを備えており、こういった作品を好きな方ならほぼ値段相応以上には楽しめるだろうし、
そこまででもない既存の萌えゲーファンを引き込めるだけの力も備えていると思います。

ただ、ここはあくまで「備えている」程度ではあり。一応全体的に過去のAUGUST作品を踏襲するかのような
キャラや話の作り方などの癖は散見され、ライト層を取り込む努力は確かに見て取れるのですが
しかしその9割以上を取り込めるかと言われればやはり首をかしげるか。ルート構造などの問題もあり、
やはりどうしてもヒロインとの恋愛の楽しさなどは既存作品よりも劣ると言わざるを得ず、キャラそれぞれの
印象も薄いため、過去の作品と比べると長く愛されるゲームとなるかはなかなか難しいかもしれません。
また、ラストの展開はかなり賛否別れそう。かなりこのメーカーにとっては挑戦的で実験的な感じがあって
個人的には評価しますが、どう受け入れられるかは今後プレイ済みの人が浸透していくのを
興味深く着目していきたいなぁとも思いました。


しかしとりあえず、間違いなく非常に完成度の高い、エロゲー、ギャルゲーとして満ち足りた一本なのは確か。
やりごたえのあるかなり面白い一本です。既存オーガストファンのみならず、こういう作風のゲームが好きな人は
ぜひとも手にとってみてほしい作品だと思います。


以下長文感想。



ゲームボリュームは全体通して22時間くらいでしょうか。全力で演出や音声を見て取れば更に相当
かかりそうではありますが、しかしFAやけよりなと比べるとややコンパクトに感じました。この辺はゲームの
構成自体が一枚噛んでますね。まず全体が一本道の、1章~6章(劇中で何章と出るわけでは
ありませんが)でまとめられており、プロローグである1章以外の各章に話題のメインとなるヒロインがいて、
章の最後でその担当ヒロイン寄りの選択をすればヒロイン個別に、全体の流れに沿えば一本道の終着かつ
グランドルートであるティアのルートに到達する、という形式の作品のため、若干ヒロイン個別の
恋愛パートというのは短めとなっており、ここが過去作とのボリューム差になっている感じ。
同じような作りで判りやすい例としてG線上の魔王がありますね。

また、これまたG線と同様グランドのシナリオロックがかかっていません。主軸に沿って話を進めれば進めるほど
劇中の知りえる情報量は増してしまうため、どちらかというと各章ごとにヒロイン個別ルートから楽しむのを
オススメします。先にティアルートを終わらせてしまうと他ルートがおまけのように感じてしまうかも。
攻略自体はさして難しくもないので進めること自体には難儀しないと思います。

ゲームの進行関係。基本的には普通に日が進みますが、日付概念はそもそもファンタジー世界なので
カレンダー的な明確なものはありません。一応、日付を跨ぐ時に夜があけるようなアイキャッチ演出がありますが
これで必ずしも一日進むわけではなく、稀に数日や数週間ポンと進むことがあります。まぁ、それに対する
説明が迅速ですし、そもそも時系列で混乱するような作品でもないので時間把握は問題ないでしょう。
また、今までの作品でもちょこちょこあった「他者視点」パートが今作ではかなり頻発します。
他者視点開始/終了のいつも通りのアイキャッチもありますので、これも劇中の区切りの一単位として
非常にわかりやすいチェックポイントになるでしょう。
進行形システムはスキップのみ。スキップは段階的に2倍から8倍、ノーウェイトまで速度が選択できますが
演出やキャラ絵をガチ読みするのでノーウェイトでもCPU速度によってかなりスキップ速度が依存します。
そのためロースペックであるほど重く、進みも悪いです。選択肢もそこそこ多く話も長い作品なだけに
さすがにちょっと「次の選択肢へ進む」がほしくなりましたね。
ちなみに逆に戻るほうののバックログからのシーンクイックジャンプは可能。ログから戻れる範囲ではありますが
それによる選択肢のやり直しなどは一応可能です。まぁ、あまり使わないと思いますが・・・

システムについて。まずは設定項目面についてですが、これは完璧レベルですね。今必要とされることの多い
項目のほぼ全てが揃っていますし、調整などもスライダー式なものこそ多くないですが段階的な選択肢が
多く用意されており、かなりプレイストレスからは縁遠い充実したシステムです。唯一ないとすれば
バックグラウンド動作の可否ですが、このゲームの場合は他のプログラムをただアクティブにするだけなら
バックグラウンド動作しますが、タスクトレイに収納すると止まる、という差別化がされています。
ここで調整すればいいだけの話なのでそんなに問題ではないでしょう。
その他、今時珍しいスクランブル機能、いわゆる「ボスが来たぞ!」や、各種コンフィグ画面をスクロールで
切り替える、コンフィグ初回起動時にはコンフィグの説明が表示される、キーボード・マウス設定だけでなく
マウスジェスチャーまでもが存在する、など兎に角多種多様なプレイ配慮がなされています。
この設定能力の高さとバランスの良さについてで言えばグリザイア以上で今年最高のものかも。
大変素晴らしいです。

システムデザインについても洗練度の高い、実にしっかりとプロの商品らしい安定したもの。
殆ど飾り気のようなものはないのですが、しっかりしっとり纏まっているので全く邪魔には感じませんし、
作風とのマッチングや可読性についても問題は一切感じません。
ただちょっと、デフォルトのままだとメインテキストウインドウの透過性が調整できない上、ウインドウも比較的
画面比率からすると大きめで、またワイド作品ということもあり、キャラのアップやイベントCGの一部において
テキストに被りすぎて絵が見難い部分は少々あります。ただ、テキストウィンドウは透過度を変更できる上
若干縦幅も縮まるシンプルモードが存在しているので、こちらにすることで多少その点は改善します。
気付きにくい設定項目ですが、シンプルの方が見やすく使いやすいのでオススメです。
あと、Hシーンになると限界までテキストウインドウが小さくなるAUGUST恒例のシステムもあります。
というか、正直ずっとこっちのモードでプレイできる設定もあるといいなぁ、といつも思うんだけど・・・(笑)

演出効果はありそうで意外と多くないですね。天候効果としての雨や霧、どころかタバコで煙った部屋
などの効果は用意されていて雰囲気を強めていますし、バトル時の剣戟の軌跡などのエフェクトは
しっかりアニメーションしていますが、逆に言うとそれくらいでしょうか。あとはティアの羽など
不思議要素にチョコチョコある程度で、基本見た目的にはしっとりと話が進みます。
キャラクターのエモーションエフェクトなどもないですね。しかし不足を感じるか、と言えば全然そんなことは
ないので、足そうと思えば足せるけど雰囲気を重視して無理な追加をしなかった、というところなのかも。

続いて音回りについて。まずは音楽面についてから。
ボーカル曲がOP、挿入歌、EDなどで全4曲、BGMが全44曲の合計48曲と曲数は当然のように膨大。
ボーカル曲についてはどれも非常にいい曲なのですが、盛り上がりより雰囲気重視な曲なので
EDはともかく劇中でそんなに回数かかる曲でもないのもあってちっと印象は薄め。
BGMについてはこれまた曲数の多さもあってどれか一曲が取り立てて思い入れが強い、などはないものの
荘厳なものから退廃的なものまで、管弦楽による重厚なサウンドで劇中全体が彩られており
BGMというひとまとめの塊として素晴らしいもの、として覚えのいいものになっております。
全体のバランス取りが何より素晴らしいですね。違和感のある曲が一つもなく、恐らくサントラが出た暁には
ただサントラをオールリピートするだけで楽しめるものになるのではないかと。早くほしい。
場面による選曲、曲の入りや抜きについても文句のつけどころは一切ありません。

効果音について。演出効果がそこまで多くない分、こちらは非常に多彩。
かなり細々としたところまで用意されており、劇中の説得力をしっかり補強しております。
音自体もどこかで覚えのあるようなチープなフリー音かと思うようなものは一切なく、完成度も高いです。
理想的な効果音郡ですね。

声優さんについて。これはもうばっちり、素晴らしいですね。
ヒロインたち女性陣の方々はまずみんな感情表現がマーベラス。どいつもこいつも一癖も二癖もある
強烈な個性のあるヒロインたちと、それに順ずるサブキャラばかりなのですが、みな大変満足度の高い
熱演を披露してくれます。叫びや悲しみなどは特に鮮烈。
そして女性陣に負けず男性陣も魅力的。みんなカッコイイし、特に出番の多いキャラクターは
声だけでも迫力を醸しだすところなどもありキャラクターのリアリティに貢献しています。
この点については褒めることしか基本ないですね。

続いて絵について。原画はおなじみべっかんこう氏。全ての萌え絵の中庸、一番平均的な
萌え美少女絵を描く人とさえ言われている、萌え絵師のスタンダートのような方ですが、その絵風は
今作でも健在、かつ作品にあわせ正しく進化しており、間違いなく本作の魅力の一つなのは確かでしょう。
平均といいつつ若干ボディラインなどに癖、ないし難はある点と、その絵風が故にパッと見で
どうしても「旧作にも似たようなキャラがいたような」というデジャヴはままありますが(笑)それらが気に
なりさえしなければ、見て楽しめる絵であることは疑いようがないと思います。
他強いて気になるとすれば、基本的にいつも主線が比較的太い絵を描く方なのですが、今作では
画面がでかいせいもあって特に太さが強調されているように感じました。そのため非常に輪郭が強く、
背景の繊細さからすると少し浮き気味かも、という気はしました。

そしてその塗りは尋常じゃないほど綺麗です。今年の作品では先ほどシステムでも比較したグリザイアが
同じくかなりの美しさを誇っていましたが、こちらも負けてないレベルで素晴らしいです。
あちらは光の使い方が素晴らしかったですが、こちらは服やモノ、そして肌などの素材感、質感が
めちゃんこ美しくて見入ります。ファンタジー世界の作品なだけに不思議な衣装が多いので、それら
非リアルなものの存在感がしっかり描けているのは作品の説得力にかなりいい影響があると思いました。
そして上でちょっと話題に出してみましたが、同じく背景の美麗さにもコメントしておくべきでしょう。
基本的には塗りの美しさと同じ美点が備わっています。ファンタジーとしてのリアルを非常に巧く描いており
世界観の確立にかなり高い割合で役立ってます。これら二点は確実に今年トップレベルになるでしょう。

イベントCG枚数はカットイン的なものも含めてですが109枚となかなかにボリューミー。
絵の出来自体は前述の通り、原画・塗り・イベント絵の背景共にいいところだらけなので殆ど
文句をつける所はありません。ただちょっと残念なのは差分の少なさ。どのイベントCGもそこまで長ったらしく
表示されることはないし、テキストと展開であまり違和感を感じないようにされてはいるのですが、やはり
どうしても所々で動かなさが気になるところはあり。ぶっちゃけHシーン以外のイベントCGは
その殆どが差分のない一枚絵なので、せめてもーちょい表情はあってもよかったようには思います。
Hシーンの絵は普通かそれ以上に差分あるんですが。液体継承などもしっかりしてますし。

立ち絵についてはなかなか豊富。メインヒロイン5名は3ポーズパターンに、衣装が最低2パターンと全裸、
キャラによってはそれ以上の衣装持ちもあり。そのほかサブキャラクターもキャラによっては2ポーズ持ちや
複数衣装持ちはいますし、立ち絵のあるキャラも合計で20名以上いるので、かなり十全な量では
あると言えるでしょう。ただどうしても女性キャラが優先となるのか、かなりの出番を誇るキャラなのに
ポーズが1つしかないジークだけはちょっと惜しかったかも。少し特徴的な立ちポーズなのもあり
彼だけはもう1パターンあると良かったと強く思いました。
表情については基本過不足なく。さすがにこちらは登場時間比率に即したパターンが用意されているので
ジークも十分にありますが、リリウムの娼婦たちなどがあんまり多くないので彼女たちが好きな人には
少し残念かもしれません。がまぁ、こちらは仕方ないでしょう。違和感を感じる場面はないですし。

そしてお話まわり。まずはキャラクターから。
ファンタジーな作品世界というそもそもの地盤設定と、ストーリー色の強い作品ということもあり
登場するキャラクターたちはみな、そしてとりわけ特にヒロインを筆頭とするメインキャラクターたちは
揃いも揃って過去が重く軸が太く、そして性格の個性が読み手側の常識から大きく逸脱しており、
大変フィクション性の高く、そしてそういう世界の中での存在感の濃いキャラクターばかりとなっております。
それ故キャラクターたちが声高にする主張や感情の数々はよくよくプレイしていて胸には響きますが、
当事者意識を入れて劇中に感情移入するのはなかなか難いので、キャラクターに対して
単純に萌えるのは今までの作品より確実にハード。ただ、逆に言えばハードルが高いだけで
彼女たちの感覚や考え方に即した理解や共感が出来た瞬間急激に強く魅力的に見える
キャラでもあると思います。二週くらいした方が特に萌えなどは噛み砕いて楽しめる作品かもしれません。

そして主人公についてはこういう作品らしいキャラクターで、みんなの頼れるお兄さんタイプ。
他キャラと同じく軸線は太く過去は重くファンタジー界の常識にとらわれてはいるので簡単に理解こそ
しづらいですが、かなりの合理主義者なのでずばっと決断はするし、ツンデレの入ったいい人属性で
見た目もイケメンなのでプレイしていての不快感はあまりないスマートなキャラだと思います。
ただ少し頑迷なことと、その合理主義的な考え方が話が進行するにつれての情報量の肥大により
亀裂が入り、だんだんと懊悩キャラになってしまうので、後半はちょっとやきもきさせられるかも。

テキスト。シナリオはいつもの看板ライターである榊原拓氏。
ここまで何度も「スタンダート」という単語を使ってきたご他聞に漏れず、これまたスタンダートで
いつも通りプレーンなテキストです。ただ、基本シリアスなストーリーなので過去作品で多少は存在した
ギャグ成分的なものはほぼ一切無いと言ってもよく、粛々と話が進むので、
最早ほとんど王道ファンタジーノベルのような読み味になっています。
とはいえこういう完全フィクションものにありがちな設定説明のクドさなどはなく、場面説明や設定などは
かなり自然にプレイヤーへ浸透していくので、こういう作品の中でも特に読み味は易しいものだと思います。

そして最後にシナリオについて。
6つの章・・・といっても最初はプロローグなので、5人のヒロイン、実質5つの章で物語は別れていますが
根底にあるテーマは基本的には一つで、その問いかけに対する登場人物の答えを出していきつつ、
ストーリーとして街、国、そして世界の謎に迫っていくという二軸構成が大まかな格子となっております。
まずストーリーについては、これぞとばかりに特筆するサプライズこそないものの、章を進むごとに段階的に、
そして非常に引きの巧い匙加減での情報開示による先の読めなさと期待感がほぼ最後まで続くため
話にだれる、ということを殆ど感じさせない構成がまずかなり巧い作りだと思います。加えて
キャラクターをちゃんと舞台装置としても捉え、ある程度まではそこそこ大胆に割り切ってシビアに動かす
決断もされており、ファンタジーらしいご都合主義もそこまで強くないので、プレイ中の緊張感もなかなか。
またキャラクターの水面下で着々と進むテーマもプレイヤーに考えさせるものであり、システム上の
主人公以外の他者視点場面などもうまく使ってこちらへと問いかけと提示をしてくるのでなかなか
味わい深く、噛み締める面白さはありました。
逆に問題をつけるとすればやはりエロゲーとしての恋愛要素か。ゲームの進行構造上どうしても
一本道の本道を重視する都合上、枝葉であるティア以外のヒロインルートはどことなく寄り道的な
感覚が強く、感情の過程に唐突感が否めないため恋愛に説得力がいまいち。
では本道であるティアはと言えばこれまたそれまでの4章においてそれこそ禁書目録のインデックスばりに
空気化しているので(笑)こちらもやはり恋愛に到る過程が若干不自然と取れてしまう感じはありました。
かといってこのゲームであまりイチャコラが長いのも中だるみを誘発しかねない、というところはわからなくも
ないんですが・・・しかしエロゲーである、という前提からするともう少し工夫が欲しくはありました。


以上ー。
ちょっとしたツッコミ所はありましたし、特に恋愛方面における物足りなさなどエロゲー、ギャルゲーとしての
物足りなさは過去作との比較を鑑みてもどうしても拭えないところはありましたが、しかしストーリーゲーとして、
そしてADVというエンターテインメントのゲームとしての完成度は相当に高く、満足できる一本の作品として
高い評価をつけるべき作品だとは思います。確かに今までの作品とは大きく毛色が違い、そして
今までのファンみんながみんな求める新たな作品ではありませんでしたが、しかしそれらユーザーに対し
新たな面白さ、選択肢の広がりを提案し、説得できるに足るものではあると思いました。
非常に挑戦的で実験的なタイトルだとは思いましたが、これだけ大きくなり、作品イメージが定着した
メーカーがこの作品を作るという選択をしたということは拍手を送るべきでしょう。
このメーカーの今後にも非常に有意義な作品だったのではないでしょうか。

では、いつもの本作オススメユーザーについて。
「既存のオーガストファン」は是非パッと見で敬遠せず手を出してみてください。なかなか高い確率で
新たな面白さを発見できるのではと思います。
そしてそれとは別に「ファンタジー系の面白い作品を探している方」という相当に広い間口に対して
気楽にオススメできるタイトルでもあり。
業界スタンダートの最高峰の安定感は伊達じゃないですね。
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