January 16, 2011

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いや、うん、なんかすいません(笑)

そろそろ12月タイトルもほぼ一区切り終えた感じなので、そろそろここいらで2010年にプレイしたエロゲの
総まとめでも行ってみようかと思います。
あくまでウチが今年プレイした2010年発売タイトルの中での私個人のおまとめとなります。
もしよろしければ少々のお戯れにお付き合いください。

ちなみに昨年私が購入したタイトルは56本、うちコンプリートしレビューしたのは43本となりました。
基本このレビューしたタイトルからの選定になると思っていただければと思います。

以下続きにて。


・はじめに

2010年は総合的に見ればどちらかというと「不作の年」だったと言わざるを得ないと思います。
ほどほどレベルの良作は多く排出されましたが、傑作レベルのものや特出する個性を持つものが少なく
8割がたの満足は納めやすいものの心に残るものが今一歩足りなかった年だったように感じました。

しかし何かとゲームの内容以外で大きな話題となったタイトルは逆に例年より数多く感じました。
また、ワイド画面や高解像度の作品が増えるなど作品構成の質の平均レベルが上がり始めているきらいが
特に顕著に現れた、「HDエロゲー」隆盛期でもあったように思いますし、なんというか一つの
転換期の年だったのではないでしょうか。
2011年はこの転換を反省と吟味しての年になると思いますし、2010年とは「糧の年」だったと
思うべきかなぁと考えています。

閑話休題。
それでは以下、私が2010年にプレイしたタイトルの中でのベストを発表して行きたいと思います。
タイトルは「このマンガがすごい!」をパロりましたが、項目の方はちょっと「萌えゲーアワード」の方を
意識して作ってみました。いくつか項目を削ったり足したりしてますが。


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総合大賞(三部門同時)素晴らしき日々ケロQ)(レビューはこちら

ぶっちゃけこれはレビューリストの点数見りゃ判るかなぁと思いましたが・・・(笑)
2010年で唯一の「傑作」と評してもいいタイトルだと思います。
圧倒的完成度と圧倒的個性という傑作に必要な両要素を兼ね備えた素晴らしいタイトルだったと
言えるでしょう。プレイした当時「コレを超える作品が今年あと出るかどうか」と思った通り、結局
他の作品が超えることは出来なかったと思います。ADVとしてはオーソドックスですが、作品の中の
全ての要素が相互に効果を高めあい、どれ一つとして欠けてしまうと「素晴らしき日々」足りえず、また
揃うことで一つの作品になっている、と断言できる完成された調和のバランス感覚は本当に稀有なものです。
中でも素晴らしかったのはやはりシナリオ、主題歌、BGMでしょう。シナリオはエンターテイメントとしても
プレイヤーへの問いかけとしても最高級ですし、主題歌は曲の個性だけで見ても素晴らしいのに、更に
歌詞や旋律の作品へのリンクが凄まじく「主題歌」として完璧、そしてBGMは過去作のユーザーへの
サービスも含めつつ妥協のないボリュームと質と世界観を提供してくれました。
非常に満足度の高い1本。忘れることの出来ない素晴らしき「作品」でした。


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あすたる支持賞
純愛賞 キッキングホース・ラプソディ
ALcotハニカム)(レビューはこちら


賞の名前はアワードにあわせてつけてみたので「純愛」と言うと少しひっかかりを覚えはしますが、
昨年のタイトルで一番楽しくて素晴らしくて胸にキュンとくる「恋愛」を私に提供してくれたのは
どう考えてもこのタイトル以外ありえないと断言できます。
保住氏の恋愛ロジックは少し人を選びはしますが非常に誠実で魅力的。キャラクターの描き方も技巧的で
リアルとフィクションのバランスが絶妙で、プレイしている最中ヒロイン達と本当に恋をしているような
錯覚すら覚える素晴らしい作品でした。
ある意味一番「心を動かされた」作品だので私支持賞もあわせて贈りました。ホント大好きな作品です。
完成度としても昨年出たもう一本の「リア泉君」含め相変わらずミドルプライスの常識を覆しかねない非常に
高いものを提供しており、かつ発展性や進歩も目覚しい上向上心も見て取れるだけに、このメーカーの
このラインはその姿勢も高く評価しています。今一番応援したいところだと言えるでしょう。最高です。


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グラフィック賞 失われた未来を求めてTrumple)(レビューはこちら

2010年は不作、と言いましたが、こと絵に関して言えば割と豊作な年であったように思います。
有名原画家の技術の進歩のみならず、新規絵師の台頭も多く、非常に目で楽しむのにいい年ではありました。
しかしその中でもやはりこの作品は頭一つ飛びぬけてると思います。
圧倒的な技術力が他の追随を許していません。超美麗かつ個性もあり、二人原画の違和感もなく、更に
今のユーザーへのニーズにもそぐうといういいトコ取りすぎる絵だったように思います。
ただ個人的には感情表現としてまだ向上の余地があると思っていますが、それを加味しても
まだ今年の他タイトルの中では2位以下と開きがありますね。むしろ向上の余地があるというのは今後に
更なる飛躍の期待を持てるとも言えるので、次なる作品を楽しみにしたいとも思います。


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キャラクターデザイン賞 のーぶる☆わーくすゆずソフト)(レビューはこちら

キャラクターの良さは萌えゲーの良さに直結するだけに、萌えゲー賞っていうのを考えたら
この作品になるかなとも思いますが。キャラクターデザインとして絵は勿論、キャラクターの魅力を司る
性格付け、属性割り当て、声優、表情表現、セリフ回し、テーマ曲などなど、全てひっくるめた
総合プロデュースとしてベストな作品でした。単純にキャラ付けだけならこれを凌ぐ作品もあったかとは
思いますが、この相互作用によるキャラみんなの存在感の重さには敵わないでしょう。
中でも絵での工夫は素晴らしかったですね。立ち絵の超ボリュームや髪型の工夫、イベントCGでの
表現手法などはどれも他作品が見習ってほしいものばかりでした。マーベラス。


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システム賞 秋空に舞うコンフェティetude)(レビューはこちら

今年レビューでシステムを語る際何度この作品を引き合いにだしたことか(笑)
つまるとこそれくらい素晴らしいお手本となる完璧なシステムでした。奇抜なものがあったわけでは
ありませんが、項目面、デザイン面、演出面とそのどれもが素晴らしく高次元かつ
作品に合わせたバランス力を持っていた、まさに「ハイクオリティ」なシステムだったと思います。
今後の「HDエロゲー」の基準としてまだまだ私のレビューで引き合いにだされることでしょう(笑)


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コメディ賞 アッチ向いて恋ASa Project)(レビューはこちら

昨年はコメディは兎に角不作でしたが、唯一この作品はその不作の中で
むしろ他年度の名コメディ作品とも喧嘩売ってタメ張れるレベルの超ハイレベルコメディ作品だったと
思います。腹筋攣るかと思ったレベルで笑ったのは本当に昨年この1本だけです。
数々の名ゼリフや名キャラクター、名展開を残すだけでなく、選択肢でまで非常識な笑いを取りに来る
その独創性は本当に素晴らしいものでした。今後の更なる躍進に期待。


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熱血賞 エヴォリミットpropeller)(レビューはこちら

こちらも今年はめちゃんこ不作でした。そして正直、この賞は該当作ナシでもいいかなぁとも思いましたが
吟味の末本作を該当としました。正直、例年の最高級燃えゲーには劣るかなぁと思ってしまいますが
しかし名作とは言わずも良作として十分すぎるほどの面白さはあったと思います。キャラクター個別の
熱さより、世界観やルールの構築が非常に高い魅力を組み上げていました。
バトルも一つ一つが十分面白いものではありましたが、どうしても惜しいと感じてしまうのはそのバトルの
中でも名バトルと呼べるものが乏しいところ。いくつかはあるのですが、やはり一番工夫を凝らしたと
感じられるバトルが体験版部分にあったというのが痛い。クライマックスにクライマックス足りえる
最高のバトルがほしかった、ってのが残念ですね。


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ヒロイン賞 柚木沢鮎香 from 恋ぷれMeteor)(レビューはこちら

異色な賞ですがどうしても彼女なくして今年は語れないと思ったので作ってみました。
本当にエロゲ史に残してもいいくらいの素晴らしいヒロインだったと思います。滅多にヒロイン個別に
執着することのない私が「彼女一人の魅力で1本分のゲームの価値がある」とまで感じるほどの
まさに戦略兵器級ヒロインでした。キャラクターそのものの味付けの巧さもさることながら、主人公との
距離感の演出とHシーンの素晴らしさが輪をかけて素晴らしかったです。元々J・さいろー氏の作り出す
女の子たちは破壊力の平均が猛烈に高いですが、その中でも集大成かつ最高の出来だったと言えるでしょう。
今思うとフルプライスで3ヒロインという一人あたまのボリュームの割り振りの多さもよかったのかも
しれませんね。もう、鮎香さんルートだけ何週したことか・・・
彼女を超える魅力的なヒロインが出るのはいつの日か。正直数年ないと思います(笑)




以上、でございます。

他にも受賞に後一歩なタイトルもいくつかあるんですけどね。特に今年の萌えゲーアワード大賞となった
「黄昏のシンセミア」や、同じくあかべぇ系列より「るいは智を呼ぶファンディスク」などは
どちらも非常に完成度の高い作品だったとは思うのですが、どうしても要素ごとに比べてみると
あと一歩他のタイトルに負けている感じだったなぁと思ったりとか。故に上記2作は評するなら
総合銀賞、総合銅賞くらいになると思います。
あとは音楽面では「DEARDROPS」も良かったですし、キャラクターデザインは「あまつみそらに!」も
大変魅力的だったと思います。ああ、あとは「あまつみ」と言えば今回エロ賞は作りませんでした。
理由は単純で、エロ目的のゲームにあまり触れてなかったので。以前「普通じゃないッ!!」のレビューを
書くときに躊躇した理由と同じです。プレイ絶対数が少ないので説得力が乏しいかと思いまして。
ただ個人的な感想でいうなら、昨年やった作品の中で一番Hシーンが魅力的だった作品は・・・
・・・「恋ぷれ」かな。やっぱり。全ヒロイン良かったけど、中でもやっぱり鮎香さんパねぇし。(笑)

何は兎も角、各賞ともに、素晴らしき作品たちに敬意を。
そして今年2011年、これら作品に比肩する、そして可能なら超えてくるだけの
まだ見ぬ素晴らしき作品が生まれてくることを祈って。

また一年、今年もエロゲー三昧します!
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