
| タイトル |
失われた未来を求めて |
||
|---|---|---|---|
| メーカー |
Trumple |
発売日 | 2011年11月26日 |
| 原画 | 深崎暮人/黒谷忍 | シナリオ | オオタリョウ/サイトウケンジ 沢柾機 |
| 評価 |
75点(100点満点中) | ||
2008年に、「水平線まで何マイル?」でデビューを果たし、その看板原画・深崎暮人氏による美麗な原画で
一躍処女作から中堅クラスの人気を博するも、FDを出した後メーカー廃業などで失われてしまった、
まさにこのゲームのタイトルのような状況から、スタッフを引きついで新たなメーカー・Trumpleからの処女作として
第二の生を受ける形で登場することになった本作。
変わらずの美麗な原画は更に、前作では衣装やSDを手がけていた黒谷忍氏が加えられ追加の発展を果たし
他にもあらゆる面から新しさや革新性を表に出してのプロモーションで一躍11月の一番の期待作として
発売され、かなりの事前人気を誇りました。ただ個人的には、どうも作りにムラというか、ツメの甘さを
体験版時に感じていたので諸手を挙げての大期待!とまではいってなかったのですが。
で、その結果。・・・うーん。大体体験版の時の感想で語った感想とあまり変わりませんでした。
とりあえず原画の素晴らしさ、センスの良さ、音周りの充実感などなど、いいなと思ったところはそのまま
最後までほぼ良い通しだったのですが、やりすぎて冗長になっている演出、そして何よりシナリオの
「根元の事情に引きずられ感」が払拭できておらず、結果要素の出来を平均してしまうと
エロゲーとしての平均程度に収まってしまうようなどうも少々残念な印象が残ってしまう作品だったと思います。
「一長一短」というフレーズがここまで似合う作品もそうそうないなぁって所もかなり。
ただまぁしかしその革新性を持つ部分を「導入したこと」に関しては評価したいのは確か。
このままHD機のコンシューマに移しても多分問題ないんだろう演出力の底の深さや見た目の雰囲気の
素晴らしさは比肩するものはそうそうないでしょうし、ストーリーも別段つまらないわけではなく
構成や試みは面白いものがあったのも間違いないとは言えます。
一つの「エロゲー」として興味深いタイトルではあったように思います。
以下長文感想。
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