
| タイトル |
Hello,good-bye |
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|---|---|---|---|
| メーカー |
Lump of Sugar |
発売日 | 2010年12月17日 |
| 原画 | 萌木原ふみたけ | シナリオ | てつじん |
| 評価 |
79点(100点満点中) | ||
数あるエロゲーブランドの中でも萌え系、ライト層向けとして安定した評価と磐石なファン基盤を持つ、
人気原画氏、萌木原ふみたけ氏を擁する中堅上位ブランド、Lump of Sugarの新作。
前作は氏が原画ではなかったのと、更にその一つ前はタユタマFDだったこともあって完全新作は割かし
久しぶりでしたが、圧倒的物量で秋葉原中の店舗という店舗を埋めた広告展開やラッピングバスなどの
周知への力の入れ方や、体験版の非常に優れた出来など、ランプ作品の中でも恐らくかつて無い高さの
期待値で市場に投入された作品だったのではないでしょうか。
かくいう私も体験版に非常に心惹かれ、発売日をかなり楽しみにしていたクチでした。
ではその期待の結果や如何、と言えば・・・うーん、ぼちぼち?
まず大前提として、ギャルゲーとしてのスペックはかなり高く、演出、システム、細かいこだわり、
絵、音楽、キャラクター。このあたりの要素に関しては文句があってもむしろオーバースペック気味な
質の高さに苦言を呈するような点が殆どで、かなり現段階の業界水準を大きく上回っているのですが。
・・・がしかし、体験版をプレイした人は勿論、そうでない人も多少なりとは期待していたであろう、
ゲームやデモムービーなんかから漂ってくるシナリオとしての名作臭に関して言えば、
残念ながら期待ハズレに近いものがあります。
とはいえもう手の施しようがないとか、破綻してるだとか、そういうものでは一応ほぼなく、平均程度の面白さは
押えてはいますし、細かい所の伏線の繋ぎやギミックなどは構造だけ見れば興味深いところもあるのですが
困ったことにそれを巧く活用しての盛り上げ方や魅せ方など、エンターテイメントとして楽しめる
ストーリー構成やテキストに出来ているかというとしょーじき今一歩に。
また、単純にボリューム不足も感じます。これのお陰でだれないというのはあるんですが、それ以上に
厚みがないことが作品の味の深みを損なってしまっていることに直結してしまっています。
まぁしかし、それらいまいちなところを除けば間違いなくいいゲーム。
特に話の重さや設定の複雑さの影に隠れがちですが、ヒロインたちの萌えキャラとしてのスペックの高さが
密かにかなり特筆してもいいんじゃないかってくらい良かったので、単純に萌えゲー目的で買った人には
そこそこ満足足る出来なのかと思います。
以下長文感想。
プレイボリュームは大体18時間もかからないくらい。分岐タイミングが結構バラバラで、共通ルートという
概念の枠で話がくくりにくいのですが、大体体験版終了後~劇中数日程度で分岐が発生します。
ので、大体共通3時間、個別4キャラ×3~4時間くらいでしょうか。まぁ普通に長くは無いですね。
ちなみに累計プレイ時間をシステム画面で確認することができたりします。地味に有難い(笑)
まぁしかしそういう構成で、かつ分岐に値する選択肢が物凄く少ないので周回プレイ時のストレスは
ほぼありません。褒賞とルート構成の問題で「最初から始める」を一週後も最低一度は選ばなければ
いけませんが、スキップの方も相当に早いのでたいした手間ではなく。「次の選択肢に」ボタンもありませんが
この選択肢数ならいらんと思いますし・・・代わりに、バックログから任意のシーンまで戻る機能があるので
あのシーンをもう一度見たいけどセーブするの忘れた、って人には地味に重宝するかも。ただちょっと、普通なら
バックログのセリフクリックで発動するのは音声の再生だと思いがちなだけに(ちなみに再生は別ボタンで対応)
これはもうちょっと判りやすくしておいて欲しかった、かも。
プレイの区切りはちょっとつけにくいかもしれません。序文でちらりと書いたとおり、ゲーム全体のボリュームが
抑え気味なお陰でだれないのですが、だれないだけの展開の早さがあるのでかなり話の進行具合が早く、
また区切りになるような演出が少なく、日付の飛び方や跨ぎ方も早いので切れ目が探しにくいです。
二週目以降は話の内容というか時系列の進み方が予測立てやすくなるので大分緩和されますが・・・まぁ
正直このゲームはその短さもあるんで一日一気に1ルート!くらいの感覚でプレイするのがベストかもです。
システムについて。前回のわれめてでも同じくだりで始めた気がしますが(笑)、まずとにかく重いです。
ぶっちゃけわれめてを凌ぐ重さです。特に過去描写でのフィルムエフェクトと、視点移動と連動させた
キャラクターの移動拡大縮小がキツめ。あと選択肢出現時の演出がエロゲー史上の中でもトップを争える
凝った演出になっているのでそれもかなり重いです。デュアルコア、メモリ3Gの環境でプレイしていた私が
PCの買い替えを考え始めたくらいなので、ノートパソコンとかでやるにはかなり辛いかも。
ただこれらエフェクト、ちゃんとシステムの項目で切ることができます。まぁ正直切ってしまうと
ゲームとしての良さが単純に若干削ぎ落とされると思うだけにあまり推奨はしませんが、一応救済措置は
存在してるという事は評価しても悪くは無いでしょう。
というわけで先に若干触れてしまいましたが項目周りについて。かなりの充実度です。充実はしてますが
無駄な部分もあまりないし、充実すぎて判りにくいなんてことも無縁。体験版感想でも書きましたが、
画面解像度がでかすぎることに対するフォローもちゃんとされてますし、
このゲームに対する必要十分として非常に丁度いい感じ。
そしてデザインについても大変素晴らしいです。統一感、雰囲気の向上、垢抜け、洗練された印象、そして
可読性、どれをとっても他ゲームがお手本にするべきレベルの出来。それこそ凝ったアニメーションなど
見た目の派手さで言えば今年何度も引き合いに上げている「秋コン」には負けますが、隅々まで
しっかりと、商業作品らしい完成度の高さとでも言いましょうか、妥協の無さという点ではこちらが上かも級。
ぶっちゃけ項目にしてもデザインにしてもそのままコンシューマ移植しても違和感ないでしょう。
むしろそれを見越している可能性すら伺えますね。
また、先にちょこっと触れましたが、所謂XBOX360なら実績、PS3ならトロフィー的な、「褒章」という
ゲームをやりこむことの指針となるエロゲにはちょっと珍しいシステムが搭載されています。(これも
最初からコンシューマを意識していると評する所以の一つなのですが)これについてはまぁ、コンシューマで
楽しむのと違い、対外的に見せるものではないためそういう意味での面白さは単純にあちらと比べられる
ものではありませんが、しかしゲームへの達成感の一つとしては面白い試みだとは思います。
んで続いてこれまた少し先に語ってしまいましたが演出について。これも重さを除けば非常に良い感じ。
まず基本的な所は揃っています。先にも語った視点移動とキャラの拡縮、移動の同期や、感情エフェクト等。
感情エフェクトが特に結構凄いです。先日「グリザイアの果実」でも感情エフェクトを褒めましたが、あちらが
立ち絵にあわせたリアルなものとしての現状最適解とすれば、こちらはコミカル演出寄りの最適解とでも
言いましょうか、エフェクトのアニメーションがなめらかな入りと抜きで挿入された事に対する違和感がまるで
感じられず、かつかなり派手なのでキャラクターの感情が非常にわかりやすいです。
加えて前述した選択肢のエフェクトなど、主人公のとある設定にまつわる特殊で観念的なエフェクトも
出来の良さって意味だけならこれまたコンシューマレベル。ただし重い。とにかく重い(笑)
また地味に凄いと思ったのが天気によっての画面全体の色合いの変え方。夕焼けシーンや夜なんかで
キャラを赤みがからせたり、暗く色合いを落としたりするアレですね。大抵の場合どうもこれをやるゲームは
色合いが不自然になってしまう事が多いのですが、この本作の場合かなりこの色調補正が自然です。
また、「曇り」にもこの色調補正を入れているのも地味に凄い。非常に調整しにくい絶妙な色あいだと
思うのですが、これまた絶妙にうまいこと表現できてます。必見。
とここまでは割とべた褒めでしたが。残念ながら惜しいことに、これら演出が全体に行き渡っているかという点で
ちょっと惜しい感じはあります。天候系や特殊エフェクトはちゃんとここぞって所で使われているのですが、
感情エフェクトの出現頻度がびっくりするほど低くて勿体無い。あと、ゲーム開始直後に活用される
電車内の背景移動もぶっちゃけその車内でしか使われることがなく・・・どこか他に使いどころがあるんじゃ
なかろうかと思えるんですが・・・。結構体験版で印象的だっただけにひっかかりますね。
音周り。音楽は35曲と割と多め。うちボーカルも5曲入ってます。
ボーカルBGM共に完成度は超優良レベル。特にBGMは素晴らしいです。このメーカーのBGMがいいのは
前々からなので今更その良さに驚くこともないのですが、今作は特にいい感じ。曲の音作りが生音が
多いのも魅力の一つですが、加えてやたらと多くの曲にコーラスが入ってるのが素晴らしい。
これまた秋コンも同じところを褒めましたが、あちらよりも更に多いんじゃないかな?コーラス系BGMは
今後の高水準クラスBGMには必須になりそうですね。雰囲気を高めるだけでなく、これがあると
挿入歌の突然のボーカルが不自然じゃないという利点があるのもまた細かいところですがいいですね。
勿論劇中雰囲気とも絶妙な一体感を表現しています。作品の地盤自体から発せられるこの不思議な
パラレル日本をうまいこと表現しています。未来感と不思議感、そして欧州文化的な雰囲気という
割と無茶な世界観な作品をよくまぁこんだけ、と思えるレベル。文句無しですね。
ただその良さが良さなだけに残念なのはサントラが公式通販のファンクラブ特典だということだ!(笑)
普通に販売しても売れるレベルだろこれ・・・。
・・・話を戻して。あと、もう一点、BGMで惜しいのは選曲ですね。なまじっか出来の良さが
雰囲気の演出というかプレイヤーに訴えかけるものとして印象強いだけに、小さな選曲の違和感が
結構大きく話の中で目立ちます。あと単純に、かかる機会の差が結構凄い。特にシリアス、バトル系の
音楽は、そりゃ劇中でそこまでシーンとして比重多くないにしても・・・少な過ぎる。
一回くらいしかかかった覚えがないんだけど・・・って曲すらあります。いい出来なのに勿体無い。
効果音系は普通ですが悪いものはなく自然な音で違和感は無いです。ただ、あとキャラの声にも
同じことが言えるのですが、結構その音が鳴った場所との距離感に気を使ってるみたいです。
他のとこでも散見されてはいますが、こういう細かい所に気を配ってるのは実にいいですね。
続いて絵について。序文でも語ったとおり、担当は本ブランドの看板絵師、萌木原ふみたけ氏。
個性、可愛さ、萌え・・・とまぁ、この業界のこのジャンルに必要なものとしてはどれも完全に揃い、ほぼ
完成している絵師さんではあるので特に突っ込むことはないか・・・と思いきや、今作は結構不安定かも。
決して水準が落ちてるってことはないと思うのですが、単純にこう・・・漫画家がタッチを新たに変えはじめて
絵の印象がどことなく変わってくる時と同じようなものを感じました。感覚的な説明すぎてアレなのですが。
以前と比べて特徴的なパース使いをする場面が増えたからってのもあるかもしれません。
そのせいでキャラに違和感を感じるところはちょこちょこあります。特にすぐり、棗あたりで。まぁこの2キャラは
非常に難しい特徴がキャラの記号になっているだけに若干の違和感が大きく感じやすいのでしょう。
まあ別にそれで可愛さや魅力が損なわれているかと言えば別にそんなこたないので
そこまでギャンギャン噛み付くようなポイントではないかなと思います。
で、そのイベントCGは134枚・・・といってもこれはあくまでCG閲覧での登録枚数ですので、実際のところ
ちゃんとキャラが描かれているのはここから特殊背景絵やSDCG、キーアイテム絵などを除くことに
なるので、最終的にみなが求めるヒロインたちの絵の数というと平均よりちょい多いくらいかと思います。
うち、Hシーン絵は各ヒロインにつき9枚ずつ。一般シーンとの数比はほぼ1:1ですね。
・・・この作品でHシーンに期待している人ってどれくらいの比率なんだろう?ちょっと読みにくいので
あんま明言はしたくないのですが、個人的にはこの作品ならもうちょっとストーリー側にキャラ絵を
振って欲しかった気はします。ぶっちゃけ正直Hシーンの描写もいわゆる凡百で平均的な水準の、とりあえず
破瓜と衣装変えとご奉仕があればいいよね的なものだったので興味深いものではなかったってのもありますが。
絵と表情自体は結構悪くなかったんですけどね。シーンに個性がないと覚えは良くないといいますか。
続いて立ち絵について。これは正直少な目。ヒロインについては立ち絵が基本2種に
それぞれに腕位置などの差分ありで、衣装はメイとすぐりが2種、棗とコハルが3種。他サブキャラの多さも
たいした数ではないし、衣装やポーズの差も少ないのでこれはちょっとどうだろうか。
加えて気になったのは表情。数は多分少なくはないんですが、表情の切り替えが途中いくらか
もうちょい変えてもよかったんじゃ、ってくらい数セリフ顔がかわらないシーンがあったのが気になりました。
逆に一応部分的にセリフと同期するところもちょこちょこあったりして動くところはよく動くのですが。
あとこう、ここでまたHシーンへの苦言に戻るのですが(笑)特に棗・コハルの二人については衣装が
3種あるんだからHシーンで3種ちゃんと活かそうよ、という。特に棗のスーツ姿のシーン欲しかったなぁ・・・
さていい加減お話の方へ。まずはキャラクター。
キャラクター、というよりヒロインについてのみ言えば正直序文で語ったとおり特筆すべきなんじゃないかと
思います。キャラ自体は登場人物自体にぶっ飛んだ設定やコミカル、ディフォルメの過ぎることのない、
基本等身大の学園恋愛ADVらしい人物像設定ではあるのですが。では何が珍しいかと言えば、
萌えゲーとしてのキャラへの属性の割付が結構珍しい組み合わせなんですよね。非テンプレ的というか。
なもんでこう、なんというか・・・属性の新たな組み合わせによる可能性を提示されたとでも言いましょうか。
コハルだけはちょっと妹属性が強いので普通のエロゲに近いんですが、そのほか3ヒロインはキャラクターの
行動に対して「ああ、ヒロインがこういう行動をするのも可愛いと感じるんだなぁ」みたいな発見が
ちょこちょこ散見されたのが個人的にかなり楽しめました。例えばメインヒロインのメイ、彼女は正直
ドがつくほどの聖人・天使系いいこちゃんで、そういうキャラの行動は得てして自己犠牲の鬱陶しさが
紙一重で偏在してる場合が多いのですが、彼女はそれを殆ど感じさせないのが凄いなぁと思ったりとか。
セリフチョイスも結構秀逸です。このキャラにこういうセリフを言わせるのはずるいと思えるようなところが
結構あり、割と話の中でらぶついてる時のプレイヤーへのニヤケさせ力は強力。萌えには本当に「優」です。
ちなみに他サブキャラについては・・・あまり語ることなしかなぁ。出番自体全員あまりないんですよね。
どちらかというと出番よりそのサブキャラのスペックや肩書きが自立して話に影響させてくる所が多いので。
主人公については可もなく不可もなくかな?悪い主人公、と言われてしまうようなデメリットは殆ど
持っていませんし、従軍経験によるかっこよさや身体スペックの高さなどで話の進行役としても高い
能力値を持っているのでストレスはあまりないんですが、割と攻略ヒロインによって性格が
決して悪い方向にってことはないものの、そこそこブレるので(笑)
テキスト。これまた割と無味無臭ですね。ただ前述したとおり、ヒロイン・・・だけでなく、どのキャラにしても
セリフチョイスだけは結構巧いと思います。萌えだとかそういうのだけでなく、真面目な部分の
会話の応酬や、演説シーンなんかも出来がいいしそのシーンに応じた説得力がちゃんと備わっています。
特におっさんキャラたちのセリフはいいですね。結構うまいこと伏線や地盤と絡めていて面白い。
ただギャグや笑いはほとんどアクセント程度にしかないので、話のコミカルさでにやっと笑えるところはあっても
吹き出してしまうような笑いみたいなのは本作には求めないほうが良いでしょう。
んで最後にシナリオ。これはあれかなぁ、単純に地盤、ふろしき広げすぎたのが一番問題なのかもしれません。
まずもって日本の歴史を根底から覆しての創作歴史を作り、二重政府として分断された日本を舞台に
軍だの政治だのが絡む謀略劇の最中での恋愛ADVと、一文に纏めてみても導入からしてこれだけの
カオス感があるのに、ここに更にSF的な要素だの学園生活だのキャラの過去だの絡めて話が進むわけで、
そりゃそんだけの大風呂敷を18時間に纏めたら話は浅くしかならないわけで。
振り返ってみてもやっぱり話自体はそんなに面白くない内容ではなかったんですよね。ただどうしても
要所要所のインパクトが薄い。衝撃の事実としてもったいぶっても良さそうな部分がサクサク開示されるし
ヒロインや主人公の心理的葛藤もこれまたサクサクと自力、あるいは二人で乗り越えてしまうか
悩んでた事実自体を吹っ飛ばす情報を得て復活とか、兎に角「カタルシス」とかそういう概念に縁遠い。
タメとかヒキとかそういう盛り上げ方が乏しいんですね。体験版であれだけ巧いことやったのですが
以降そこを超えるワクワク感は得られなかったという。話の高揚感だけならあそこが間違いなくピークですね。
この気分どっかで味わったなぁと思ったらあれだ、「エヴォリミット」だ(笑)
ただあっちは体験版以降も情報開示におけるもったいぶり方だけは心得てましたが・・・。
以上、こんなところでしょうか。
あれですね。高級レストランでお客も環境も調理場も素材もほぼカンペキなまでに揃えたんですが
いざ料理を客に出す段階になってみたら料理人とウェイトレスがファミレスレベルだったというか。
別にファミレスご飯だって美味くないわけじゃない。別に大きく平均を割り込む出来ってわけではないし
悪いゲームでないのは全くもって確かなんですが、やっぱり完成度のバランスって大事ですね。
また同じく、事前に振りまいていた、期待させる要素の振り分けってのも大事で。ぶっちゃけこのゲーム、
雑誌や店舗とかでも大面積を占有してた割に、見る絵見る絵が同じだったのもこう、シナリオへの期待を煽る
間接的な誘発剤となっていたのもついでにあると思うんですよ。一番雰囲気を的確に表している
絵しか使いたくないメーカーのこだわりみたいなのを感じられてしまうが故に期待が高まるというか。
でそれで結果がこう、となってしまうと落差をより強く感じてしまうのでは、と。
事前アピールも色々難しいもんですね。
さてそれではいつもの本作オススメユーザー。今回はもうなんか一言で済みますね。
「キャラ可愛いと思った人」。シナリオはおまけのアクセント程度に考え、キャラばっか目でおっかける分には
だれない話の進行具合とキャラの可愛さのお陰で非常に楽しむ敷居の低い一本なのは確かでしょう。
メーカーファンについてはどうでしょう・・・。Lumpらしさは確かにあると思うんですが、正直
タユタマやいつ空より更話が軽いわけで、どちらかというといつも合同キャンペーンを行っている
ゆずソフトに近いものすら感じます。そこらへん要考慮、ってことで一つ、お願いします。


















